住宅用分電盤ってなぁに?
テンパールの代表商品 = 住宅用分電盤
一家に一台、必ず設置されている住宅用分電盤。
家の中のどこに設置されているかご存知ですか?
今回は分電盤のしくみについてご紹介します。
(写真は当社製品のものです。)
こんな経験はありませんか?
- 掃除機を使用中に突然電気が切れた。
- 電子レンジやエアコンなど多数の電気製品を使用中に電気が切れた。
- どうも停電ではなさそうだ…。
部屋の中の電気製品の一部が使用できなくなっただけなのです。
これは分電盤の中に組み込まれているブレーカが動作したものによります。
分電盤はどこにあるの?
玄関入り口、台所などの壁の上部に設置されています。
回路数とは?
配線数のことで安全ブレーカ(配線用遮断器)の個数です。
上の写真は24回路です。ご家庭の分電盤は何回路ですか?
分電盤のはたらき
安全ブレーカ
安全に流せる電気の量には限界があるため、各部屋の電灯やコンセントなどに分けて配線してあります。
それぞれの配線の安全を守るのが『安全ブレーカ』です。
安全範囲を超えた電気を使うと、安全ブレーカは自動遮断します。
使用している電気を減らした後、再度ブレーカのハンドルを上げると電気が使えるようになります。
エアコンや電子レンジ、大型家電は大きな電気を使うため専用回路配線にしてあるのが一般的です。
漏電遮断器
配線や電気器具が故障で漏電した時、自動的に電気を止めて感電や火災を防ぎます。
漏電遮断器の黄色いボタンが飛び出ていると漏電によって動作したことを示しています。
→お近くの電気工事店さまなどにご相談ください。
電流制限器(リミッター)用スペース
(北海道・東北・東京・中部・北陸・九州各電力管内向け)
契約電力の電流制限器がとりつけられます。
電力会社さまと契約している以上の電流が流れると自動的に切れるしくみとなっています。